借金をされている方のなかには、自分のローンを把握できていないばかりか、把握しようとすらしない方がいます。
これは単に大雑把という性格では片付けられず、自分の借金をちゃんと受け止めることができないという弱さを露呈してしまいます。
これでは、次々に借金が増え、すぐに多重債務者となってしまいます。
自分で、借金がいくらあるか、毎月の支払はいくらか、返済までは何年かを把握すれば、完済への意志も強くなり、早めに完済することが出来ます。


<返済計画表を作成する>
特に、自己管理というのは、おまとめローンをした後も同じぐらい大事です。
複数の借金から、無事一本化出来て、精神的な余裕が出来てしまうと、人間は弱いもので、自己管理を怠ってしまうケースがあります。
おまとめローンといえども、ただ単に支払い先がひとつのローン会社になっただけであり、借金がなくなった訳ではありません。
この状態で、自己管理を怠ることがないよう、自分に必ず言い聞かせることが大事です。
一番のお勧めは、「返済計画表」を作成することです。
自分でいくら借金があり、いくらずつ払い、いつまでに完済できるのかを自分で記録することから始めましょう。


<トータルの返済額を知る>
「返済計画表」が完成すると、あなたが完済までに支払うトータルの金額を算出することができます。
これは是非とも、おまとめローンをする前に、調べることをおすすめします。
いくらの元金に対して、どれくらいの年月で、いくらの利息を払うのかを知ることは、返済意欲の向上につながり、完済した後も安易な借入を予防することができます。


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