おまとめローンのような債務の一本化とは、複数に分かれている消費者金融からの借り入れを一つの借入先にまとめるというものです。債務者としては、支払先が複数あるので、支払日もそれぞれ分かれており、毎月返済日に気を配る必要があります。そして、なによりも金利の支払いを減らすことができます。通常、借り入れ額が少ないほど金利負担は大きくなっています。例えば、50万円を4社から借り入れていると金利負担は10%を超えるものとなっています。しかし、おまとめローンで1社から200万円で借り入れることができるようになると、金利負担は10%を下回るものとなります。金利負担が軽くなると、生活に余裕が出てきますし、元本の返済に充てることもできます。返済を1社にすることによって振り込み手数料も1社だけで済むようになります。貸主としても、おまとめローンによって自社の貸出額を増やし、金利収入が増えるのでメリットがあります。つまり、おまとめローンは借主と貸主双方にメリットが生まれるのです。多重債務で悩んでいる人は、是非おまとめローンで苦しい生活に区切りをつけるようにするべきです。