目指すは債務の一本化

おまとめローンを申し込む方の多くはどうにか審査を通過して一本化を目指したい、そんな強い思いを持って向かわれると思います。その一番のコツは申し込み前の準備にあります。審査は基本的に様々な項目から信用度を判断しあなたをスコアリングします。会社によって点数幅は異なりますが、点数形式という仕組みをきちんと念頭に置いた準備を行いましょう。


まずは減点の対象になる条件を考える

では、スコアリングにおいてどのような点が具体的には不利となるのでしょうか?一つにはお勤め年数という基準があり、一年未満で減点され半年に満たない場合の減点幅は非常に大きいと言われています。もしブラックリストと呼ばれる金融機関の持つ要注意リストに入れられていた場合は、こちらも非常に厳しい減点の対象になります。リスト加入の条件としては、過去3ヶ月以上の返済延滞や自己破産の経験、4社以上でローンを組んでいる場合などがあります。→債務の一本化の後は、自己管理が大事へ
更には離婚経験や、銀行、携帯会社、不動産との取引などにも気をつけなくてはなりません。


減点を改善していくには

上記のような減点があってはスコアが自ずと低くなります。そういった点を少しでも改善していく事が大切です。まずお勤め年数ですが、これは時間の経過でしか補えないので辛抱が必要です。しかし5年以上同じ会社に勤めていれば他の減点を補える大きな加点になります。また独身や賃貸にお住まいである事に減点原因がある場合ですが、これは一度親の方と住む事で大きな加点に繋がります。またちょっとした事ではありますが携帯電話の他に固定電話を持つ事でも加点に繋がっていきます。


思わぬ落とし穴

事前の準備が必要な理由の一つに、実は「申請ブラック」と言う落とし穴があります。これは凡そ一ヶ月の間に4社以上の申し込みをした場合に、よほど緊急でお金が必要な危ない客、という理由で致命的な減点幅であるブラックリストに入れられてしまう事です。これを避ける為に申し込みは3社以下に抑えなくてはなりません。また「申請ブラック」を考慮して一度に一本化しようとせずに、まずは数社から3社に段階を踏んでまとめる事も時には重要です。